2012年7月31日火曜日

介護保険料|保険者の93%「第4期より引上げ」平均4,972円

厚生労働省は3月30日、第5期計画期間の介護保険第1号保険料の平均値が4972円との集計結果を発表した。第4期に比べ812円(19・5%)の増加で、第1期に比べて2000円以上のアップとなった。

このデータは、東日本大震災の影響により、暫定的に第4期と同額の保険料基準額(以下・保険料)に据えおいた宮城県・福島県の合計13保険者、3月末時点で第5期保険料が決定していない1保険者を除く全国1566保険者を対象として算出したもの。
なお、第5期の介護保険料平均額については、5000円程度となることが早い段階から試算されていた。しかし、一昨年の厚生労働省社会保障審議会介護保険部会で「5000円以上では国民の理解を得ることは難しい」との意見が出るなど負担増が問題となったため、財政安定化基金を約550億円取り崩し、保険料を軽減する措置がとられた。

第4期保険料と第5期保険料の比較では「第4期より引き上げた」が1464保険者で最も多い。「据え置き」が77保険者、「引き下げ」が25保険者。

都道府県別では、沖縄県が5880円で第4期同様に最も高い。5000円を超えたのは25府県。全体的に「西高東低」の傾向で、最も低いのは栃木県の4409円。

保険者別の保険料を高い順、低い順に並べたのが下の表通り。最も高い新潟県関川村と最も低い北海道奥尻町など3町村とでは約2・4倍の差となっている。

2011年度の介護サービス利用実績は、在宅系サービスが1日314万人、居住系サービスが1日32万人、介護施設が1日89万人。国では2014年度はそれぞれ362万人、41万人、100万人に増加、さらに2025年度には463万人、62万人、133万人に増えると推計しており。今後も介護サービス利用増に伴い、介護保険料を上げざるを得ない現実が伺える。(4月15日号)
高齢者住宅新聞


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