厚生労働省は6月29日、平成22年度介護保険事業状況報告(年報)を発表した。2011年3月末時点の要介護(要支援含む)認定者数は約506万2000人となり、初めて500万人を突破した。介護保険制度がスタートした時点の約256万2000人からほぼ倍増となった。
認定者数の内訳は、75歳以上の第1号被保険者が約426万6000人、65歳以上75歳未満の第1号被保険者が約64万1000人。第2号被保険者が約15万5000人。2010年3月末に比べ第1号被保険者は約21万人、第2号被保険者は約5000人増加した。
第1号被保険者に占める要介護認定者の割合は16・9%。これを都道府県別に見てみると、最も高いのは長崎県の21・6%。この他徳島県、和歌山県が20%以上となっている。一方、最も低いのは埼玉県の13・2%。以下、千葉県、茨城県の順。全体としては西高東低で、大都市圏を抱える都道府県は低い傾向が見られる。
2010年3月から2011年2月までの保険給付(予防給付含む)件数は、居宅サービスは約1億440万件、地域密着型サービスが約324万件、施設サービスが約1024万件の合計約1億1789万件。利用者負担額を除いた介護保険給付費は、居宅サービスが約3兆5456億円、地域密着サービスが約6240億円、施設サービスが約2兆6670億円。合計で6兆8340億円。
第1号被保険者当たりの給付費は平均で23万5000円。都道府県別では、沖縄県の29万5000円が最も高く、以下徳島県、鳥取県の順。最も低いのは埼玉県の18万2000円。次いで千葉県、茨城県。(7月15日号) 高齢者住宅新聞
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